公務員になるには? 予備校は通学と通信、どっちにする?
公務員になるための、おすすめの通学講座と通信講座は?
公務員試験に合格するため、予備校に行こうと思っています。通学講座と通信講座のどちらにするか? 迷ってます。
最近の公務員試験の通信講座は、教材と添削がセットになった一般的な通信教育よりも、Web講座やDVD講座のように、スマホやPC等の映像を使用した講座に人気が集まっています。
このページでは、公務員試験の通信講座のなかでも、合格実績や利用者数から特に人気の高い予備校を選びましたので、ご参考にしてください。
通学講座のメリット
- 予備校のスタッフによるスケジュールに従って学習することができるので、自分で学習計画を立てたりする必要がなく、勉強に専念することができます。
- 教室で担当講師と直面して生の講義が受講できるので、適度の緊張感を保つことができ、理解と記憶にも有益となります。
- 授業の講師は生徒の理解度を感じることができ、生徒の側も、講義の後に疑問点を質問することができます。
- 予備校の教材とスケジュールに沿って強制的に勉強することができ、途中でリタイアする可能性が低くなります。
- 同じ志の勉強仲間を作りやすく、仲間同士で情報交換をしたり、モチベーションを高めあうことができます。
通学講座のデメリット
- 通信教育に比べて費用が高い傾向にある。
- 授業の時間が決まっているため、時間的な制約を受ける。
- 開校していない地域をもあったり、通学に要する時間にロスが生じる。
- 授業が受け身になると、ただ時間を過ごすだけのこととなり、合格のための本当の力がつきにくい場合がある。
通信教育のメリット
- テキストや過去問題集など、教材のクオリティーは通学講座と同程度だが、授業料は通学講座よりも安価であること。
- CD・DVDや、web講座などのメディアを使用することができるため、テキストだけの学習より、はるかに理解が高まる。
- 講義で分からないところを、何度でも繰り返して見ることができる。
- 時間的な制約を受けないため、仕事の休み時間や通勤などのスキマ時間を活かして、いつでもどこでも自由に勉強ができる。
通信教育のデメリット
- 独学と同様に、勉強時間が自由に取れるということは、自由に休むこともできるため、モチベーションの維持が問題になる。
- 受講中の緊張感が保ちにくく、講義を聞いて疑問点をすぐに質問することができない。
- 独りでの勉強となることが多く、孤独との戦いになる。
- 通学講座と通信講座には、以上のようなメリットとデメリットがあるため、最終的には、どちらに自分があっているかを見極めて決めましょう。
TAC公務員通信講座
- 学費 25万~35万円
- おすすめ 地方上級
- 受講方法 web・DVD
- 面接対策 模擬面接(回数無制限)
通学講座はもちろんのこと、通信講座でも人気のTACです。
地方上級や国家一般職など、大卒レベル試験の受験生には圧倒的に支持されています。
TACは、以前から経済系の授業に定評がありますが、公務員試験に関しても人気はトップクラス。特に、WebやDVDでの通信講座はナンバーワンかもしれません。
特に、注目すべき点は、通信講座であっても通学講座とあまり変わらないサービスが受けられる点で、講座内容は通学生とほとんど差がないと言ってよいでしょう。
学費の面でも、Web通信の場合は、教室講座と同じ設定となっています。
なお、Web通信講座では、音声ダウンロード・スマホ受講が標準ですので、自宅以外で学習する場合にも大変便利です。>> TACのまとめページ
LEC公務員通信講座:面接対策で選ぶならLECかも
- 学費 30~40万円
- おすすめ 地方上級
- 受講方法 web・DVD
- 面接対策 模擬面接(回数無制限)
TACと同様に、Web通信講座で人気の高い予備校です。
このLECも、大卒公務員試験での合格実績では定評があります。
LECの通信講座のなかでもWeb講座を選ぶ最大のメリットは、1科目につき講師を選んで受講できる「講師フレックス制」です。
さらに、LECのおすすめは、評判の高い面接対策です。この面接対策は、他校との比較でも特に優れています。
LECの面接対策は外部生の単科受講もできますが、枠が限定されている上、すぐに埋まってしまうため、通信講座の本科生として回数無制限を受講するのがおすすめです。>> LECのまとめページ
LECとTACに迷ったら⇒学費で比較するとLECが安い?
例えば、TACの総合本科生は201回の授業で315,000円に対して、LECのスペシャルコースは263回の授業で235,000円。
従って、LECはTACよりも62回講義数が多いにもかかわらず、8万円安いということになります。この結果から判断すると、LECの方がリーズナブルだと言えます。
LECとTACとで、なるべく安いほうを選ぶとなると、TACよりもLECという結果になります。
学費の安さで選ぶなら⇒東京アカデミーの公務員通信講座
- 学費 4~10万円
- おすすめ 地方上級・地方初級
- 受講方法 テキスト
- 面接対策 模擬面接(1回)
高卒、大卒ともに合格実績の高い東京アカデミーですが、通信講座では大手他校のようなWeb通信講座はありません。
教材と講師の添削により学習を進めるスタイルです。
受講価格は10万円以内で、大手予備校としては大変安価な設定になっています。それでも、模擬面接がついていて、2次対策も万全です。
独学でも教材費には相当の料金が必要になる公務員試験ですから、10万円以下で参考書と問題集や添削のほかに模擬面接までついているのですから、とてもお手頃といえるでしょう。
東京アカデミーの通信講座に関してはこちらにまとめました >> 東京アカデミーの通信講座
安価でWeb講義を受けたい⇒クレアールの公務員通信講座
- 学費 10~25万円
- おすすめ 地方上級
- 受講方法 Web講座
- 面接対策 模擬面接(水道橋校で実施)
Web講義をできるだけ安く受けたい!という希望があるとき、第一候補としてはクレアールをおすすめします。クレアールは、知名度では大手予備校のようにはいきませんが、多くの口コミを見ればわかるように、満足度の高い学校です。
Web講義といえば、LECやTACが大手予備校の中では断トツの人気ですが、もっと安い料金で、Web講義を受けたい場合は、クレアールがおすすめです。
クレアールは、LECやTACと比較するとかなり安い価格でWeb講座が受講でき、しかも音声ダウンロードやスマホ視聴も標準でついています。
さらに、模擬面接もあるので、最終合格まで万全の体制で受講できます。
クレアールの詳細はこちらにまとめてあります >> クレアールの通信講座
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