資格スクール大栄の簿記2級講座
簿記2級講座の受講をおすすめしたい人は?
経理に関する本格的な仕事は、簿記2級以上の資格が必要です!
経理職につきたくて転職するとき、履歴書に書くことで有効とされるのは簿記2級以上が必要となります。ですので、残念ながら、簿記3級では、簿記の知識に関しては初学の知識でしかありません。
これに対して簿記2級レベルの知識があれば、企業の経理職についたときなど、経理に関しては重要な業務をこなすことができます。ですので、簿記3級試験に合格した後は、簿記2級試験に挑戦すべきです。
簿記2級のスキルで、社会での活躍の場が広がります!
簿記2級の試験範囲は、商業簿記・工業簿記と、初歩的な原価計算に関する知識で、財務諸表から企業の経営状況を判断する能力が必要となります。
従って、簿記2級の資格取得によって、原価計算の基本知識を商品開発に活かしたり、財務諸表を読み解くスキルを持つため、取引先企業の経営状況の把握に使用したりと活躍のステージも広がります。
経理のプロとして認められるのは簿記2級以上です
簿記2級の資格は仕事のスキルとして大きなプラスとなります。もちろん、昇給・昇格にも差がつくのもこの資格です。このように、経理のプロとして認められるのは簿記2級以上が目安となります。
簿記2級は就職の選択範囲も広がります!
日商簿記2級が中小企業の経理担当職レベルに相当するということもあり、各種就職・転職サイトやハローワークなどでも様々な企業の経理担当職や一般事務職の求人案件を見つけることができるようになります。
次は、簿記1級を目指す方は、まず日商簿記2級を取得して実務に励みましょう!
経理担当職としてではなく税理士の資格を取得してステップアップを目指したい!という場合、まずは日商簿記2級を取得して税理士事務所や公認会計士事務所に就職し、並行して日商簿記1級を取得するための勉強をするという人も多くいます。
税理士試験の受験資格には「法人や個人の会計に関する事務、もしくは税理士・弁護士・公認会計士等の業務補助の経験年数が3年以上」という条件があるため、仮に日商簿記1級の試験に受からなくても、それらの職種の業務補助の経験が3年以上あれば受験資格が得られるからです。
2020年11月の日商簿記2級試験に関する総評
大栄簿記講座講師 岡本隆一郎
「大栄(DAiEi)」の簿記2級講座は、まず通学しやすいというメリットがあります!
大栄は全国に100以上の都市部に通学教室を構える大手の資格スクールです。地方の都市でも、大栄(DAiEi)の教室や看板はよく見かけます。
なるほど、TACやLECなどは、確かに良い学校ですが、すべての地方都市に設けられているわけではありません。しかし、大栄は、北海道から沖縄まで全国100以上の都市部に通学教室を構えているため、全国規模で簿記2級を目指す受験者の通学が可能となっています。
大栄の教室は全国に100校以上!
「大栄」は、全国に100校以上の教室を開講している資格スクールですから、ほとんどの県に大栄の教室が設けられています。
受講生は、比較的近郊の地域から通っているため、思わぬ友人ができたり、励ましあう仲間ができたりするのも、大栄ならではの利点と言えます。
※ 大栄の各県の教室状況を見るには、下記の公式サイトを開き、下図のような全国の教室地図から希望の県名をクリックすると希望のページへ移動することができます。
大栄の簿記2級講座を受講するメリットは?
大栄の簿記2級講座には、通学講座と通信講座があり、通学講座の場合は4ヶ月の学習によって合格を目指すことができます。
簿記検定は他の検定試験と同じように2級から一気にレベルが上がります。そのため初学者は可能であれば簿記3級から始め、学習方法のコツをつかむことがおすすめです。
資格スクール大栄の簿記2級講座は初学者でも受講できますが、簿記3級からまとめて取るダブル受験にも対応しています。
1.全国に教室数が多いため、通学に便利
大栄のメリットは、ほぼ全国の都道府県に教室が設置され、どの教室も駅やバス停の近くなどの通いやすい場所にあるため、通学がしやすい点にあります。
教室が県内にない場合、通学をあきらめたり、通信講座に切り替えたりする必要があります。また、教室が遠くて通学に時間がかかる場合、それだけ労力を要するため疲れてしまい、勉強に集中的できないという事態も生じかねません。通学に長い時間を使うより、その分を学習に使ったほうが良い場合もあります。
このように、教室に通いやすいというメリットは、限られた時間で効率的に学習する際にとても大切な条件だと思います。
2.分かりやすさ重視の映像授業
大栄の授業は、パソコンの画面で授業を見ながら進めて行く「オンデマンドコース」が中心です。なお、他に、通学講座とWeb講座もあります。
「オンデマンドコース」ではアニメーションなどを使用したストーリー仕立てで初心者の方もイメージしやすく、分かりやすい授業が展開されています。
また、「オンデマンドコース」の場合、自分のペースで授業を進めることができ、再生や巻き戻しも自由にできるため、難しいところは何度も視聴することができ、マイペースで受講することが可能になります。
さらに、授業で分からない箇所の質問や、学習スケジュールの相談などは、先生や教室のスタッフの方に気軽に質問や相談ができるシステムとなっています。
なお、「オンデマンドコース」で使用されるテキストは、オリジナルのテキストや答案練習問題がベースとなっています。
3.パソコンや他の資格を同時に習うことも可能です
大栄では、他の資格も同時に習うこともメリットです。例えば、簿記だけでなく、パソコンやファイナンシャルプランナーなど、大栄とアビバが提供している様々な資格を同時に習うことが可能となっています。
ですので、事務職へ転職するために、パソコンと簿記の資格を並行して取っていきたいという方にもおすすめです。
大栄の簿記2級講座を受講するデメリットは?
大栄は、LECやTACに押され気味
大栄はもともと大栄経理専門学校という名前の経理関係の専門学校から出発しているため、簿記講座としては実績が高い受験予備校でした。
しかし、近年においては、大原やTACに押されぎみです。
以前、大栄に関する悪評は聞かれませんでしたが、ぶっちゃけ話、アビバと業務提携をしてからでしょうか、ネット上での評判はあまり良くありませんね。
というのは、アビバは、2014年3月に近畿経済産業局から強引な勧誘を理由に是正指示を受けたようで、なかにはアビバ被害者の会という2chのスレもあったりもしました。
大栄は、地方では人気で評価も高い!
しかし、大栄は、地方に教室の数が多いことや、自分の好きな時間に予約をとって通学できるという利便性も良く、特に簿記2級講座などではそこそこ人気も高い評価を得ています。
受講者の口コミを見てみましょう!
投稿者:アユミさん(28歳・女性)簿記2級
資格スクール大栄、沖縄県那覇市の沖縄那覇校へ通学し、2級の講座を受講していました。
学校で簿記を専攻していたことをきっかけに簿記の楽しさに目覚め、最初は自分で勉強していたのですが、だんだん難しくなってきたことのでこちらへ通う事にしました。
当時は学校の勉強・就職活動・簿記の授業など目まぐるしい忙しさでしたが、自分のペースで勉強を進めて行くことが出来ることと、スタッフ方のきめ細かいサポートのおかげで最後まで通う事が出来ました。そして、無事に2級に合格!
就職活動の際、簿記の資格があることで書類選考のある会社はほとんど通るようになり、希望の職種に就けました。
京子さん(29歳・女性)簿記3級・2級
兵庫県の明石市、JR明石駅近の大栄教育システムに通いました。
教科書を購入し、学校に設置されているパソコン内の教材を進めていく学習方法で、購入した教科書の中から宿題もありました。自分の好きなペースで予約をとり、通学・宿題を進める方式でした。
受講級は、簿記3級、2級を二回に分けて受講しました。
全体としての感想としては、自分の好きな時間に予約をとって通学する方式だったので、スケジュールを自由に決定することができ、とても便利でした。
のんびり資格取得を目指す人、短期間で集中して取得したい人、それぞれに計画をたてることができたので、とてもやりやすかったです。
また、基本的にはパソコンですすめますが、必ず講師の方が一人待機してらっしゃったので、質問も自由にでき、とてもありがたかったです。
山崎さん 簿記2級合格 大栄に任せておけば大丈夫
自分らしさを表現するために、何か理論武装しておきたいな、と思って始めたのが簿記経理の勉強です。
3級は、わりとスイスイ。2級になって少し手こずりましたが、それでも授業にはできる限り出席して、わからないところはその日のうちに質問し、解決するようにしました。先生方も、辛抱強くつきあってくださり、合格したら、我がことのように喜んでくださいました。
合格の秘訣は、長時間でなくてもいいので、毎日少しだけでも簿記の内容に触れること。そうすれば、いつの間にか、知識も自信もついてきます。あとは大栄に任せておけば大丈夫。ぜひ、チャレンジしてみてください。
北崎さん 簿記2級合格 時間のある学生の間に!
大学生になって新しいことをはじめたいと思っていた時、新聞で大栄の広告を見つけました。以前から経理に興味があったので、自由な時間が多くある大学生の間に、簿記の資格を取得したいと思ったのが入学のきっかけです。
全く簿記の知識がなかったので、授業についていけるか不安でしたが、とても分かりやすい説明で無理なく学習することができました。
また、質問もしやすく、理解できるまで徹底して指導してくださるので、だんだんと点数も上がりました。
私がここまでできたのも、このように親身になって指導してくださった先生方のおかげです。今は1級合格を目指して頑張っています。
大栄の簿記2級講座の内容
大栄では次の内容で簿記講座を開講しています。
簿記2級講座(BK2)
講座名 | 回数 | 期間 |
---|---|---|
本科講座 | 31回 | 4ヶ月~ |
答案練習講座 | 30回 | 4ヶ月~ |
本科講座 最短4ケ月
本科講座では、法人企業(株式会社中心)の商業簿記(商品売買業)と工業簿記(製造業)について学習をしていきます。
商業簿記では、会社会計(株式の発行、剰余金の配当、税金など)、4種類の有価証券の売買と評価、クレジット販売、割賦購入、リース取引、圧縮記帳、外貨建取引(輸出入取引)、株式会社の決算、本支店会計(同一会社における本店・支店など複数店舗間取引)、連結会計(親会社と子会社の財務諸表の結合)など実務において重要な取引を学習していきます。
工業簿記では、製造原価の計算(いくらで物ができるか)を中心に学習をしていきます。目標の原価に対して実際の原価がどうだったのか?(目標の材料の単価よりも実際の材料の単価があがった!目標の材料の数量よりも実際の材料の数量が下がった!など)コスト管理についても学習をしていきます。
また、利益計画(どれだけ販売すれば、どれだけコストがかかり、どれだけの儲けが得られるか?)についても学習をしていきます。
2級の標準学習期間は、各項目2ヶ月の合計4ヶ月です。3級講座と同様におよそ週2回のペースで授業を聞き、自宅での問題演習の時間をしっかり確保し、ステップアップしましょう。
答案練習講座
合格のためには、問題演習が必要不可欠です。この講座では、単元別答案練習⇒統一模擬試験⇒直前ゼミの3部構成になっています。
単元別答案練習では、2級本科講座で学習した内容を単元ごとに商業簿記(5回)、工業簿記(5回)の合計10回で、復習問題⇒基本問題⇒応用問題⇒宿題問題と段階的に演習し、単元ごとの理解度を深めていきます。
統一模擬試験では、本試験と同様の形式の問題を本試験と同じ2時間で解いていきます。これにより、本試験での時間配分や自分自身の弱点(どこを理解できているのか、どこが理解できていないのか)を把握し、その後の直前ゼミでの学習計画を立てていきます。
直前ゼミでは、本試験と同様の形式の問題を全10回分解いていきます。問題は、過去の試験で出題された類似問題や最近の出題傾向から分析し、今後出題されるかもしれないような問題など、十分な対策を取ります。
検定試験は100点満点中70点以上が合格となります。第1問から第3問までが商業簿記で、第4問、第5問が工業簿記となっています。
日商検定は100点満点中70点以上が合格となります。
一般的には、
- 第1問:仕訳問題20点
- 第2問:帳簿関連20点
- 第3問:決算関連20点
- 第4問:工業簿記20点
- 第5問:工業簿記20点
となっており、合格のためには、満遍なく解くことが重要です。
そのためには、数多くの問題を解き、正確性とスピードを重視する必要があります。統一模擬試験で把握した自分の弱点を直前ゼミでしっかりと修正し、自信をもって本試験が受けられるようにしましょう。
大栄の簿記2級講座の基本料金は次の通りです
受講料+教材費(税込) | 受講回数 | |
簿記2級 | 92,340円 | 61回 |
簿記3級・2級 | 121,068円 | 94回 |
<注意>料金は2017年8月現在の定価価格です。試験改正等により変更になる場合がありますので注意してください。
※受講料とは別に入学金(10,800円程度)が必要になります。(時期により入会金が無料になるキャンペーンがあります。ネットや資料請求で確認をしましょう)
将来に向けて、大栄の簿記資格講座1級・2級・3級の違いを知っておきましょう!
簿記の各級(1級・2級・3級)と大栄の簿記講座
簿記試験を受ける場合の前提として、次のことを知っておきましょう。
簿記試験にも色々あって、「日商簿記検定試験」「全経簿記検定試験」「全商簿記検定試験」が挙げられます。その中で最も人気の高い試験が、日本商工会議所が主催する「日商簿記検定試験」です。
ですが、一般に、簿記資格というと、ほとんどの方が「日商簿記検定試験」を目指すことになります。日商簿記検定試験は4~1級に分けられていますが、初めて簿記資格を取得する方は、3級から受験するのが一般的です。
簿記3級
簿記3級では、個人商店を対象とした経理処理を学習し、企業の経営状態や財政状態を理解できるようになります。確定申告などが必要な方はその基礎が身につきます。
簿記2級
簿記2級は、株式会社を中心とした法人企業の内容を学習し、商業簿記では、各企業が公開しているの貸借対照表や損益計算書といった財務諸表を理解できるようになります。工業簿記では、製造業を中心とした学習で、製品がいくらで出来るかといった原価計算などを学習していきます。一般的に就職を目的とする場合は、最低2級を取得しておく必要があります。
簿記1級
簿記1級は、大企業を対象とした学習を行います。海外に支店がある場合の為替換算や関連会社を含めた連結会計などの学習をしていきます。
税理士や公認会計士を目指す方にとっては、是非押さえておかなければならない資格です。特に税理士では受験資格として学歴や職歴で受験資格を得られなかった場合、日商簿記1級や簿記能力検定試験(全経簿記検定)上級の合格者には税理士試験の受験資格が与えられます。
<注意>
受験は簿記3級から受けるのが一般的ですが、就職・転職を目指す方は、株式会社をベースとしている簿記2級の資格を目指すのが望ましいでしょう。簿記3級だけでは、株式会社を中心とした法人企業の簿記が理解できないからです。
大栄の簿記講座には、3級と2級をセットにしたコースもあります
大栄の簿記講座には、3級と2級をセットにしたコースが設けられています。3級の基本を学習し、次に2級へと移行するコースです。
このコースでは、全くの初心者を対象に簿記の基礎から段階的に学習を進め、3級試験の合格に続いて、2級試験の合格を目指すことができます。
基本的な試験対策講座では、簿記3級と簿記2級のいずれにも、基本から最後までしっかりと学ぶ「本科(簿記3級本科クラス・簿記2級本科クラス)」があり、夫々の本科クラスが修了すると試験対策講座の「答案練習講座」「模擬試験」「直前ゼミ」を経て、本格的な合格への実力を身に付けることができます。
まずは、気軽に資料請求を!(ネットから無料できます)
大栄に資料請求する方法は、下記の大栄の公式サイトを開いて、右肩の「資料請求」をクリックすることで、資料請求フォームへ移動できます。そこで、必要なことを入力すれば、大栄から資料パンフレットが郵送で送られてきます。
資料請求 >> 資格スクール大栄の簿記3級講座(公式サイト)
※大栄に資料請求すると、受講料がお得になるという割引キャンペーンを行っています。
下記の特別割引キャンペーンのように有効期限がありますが割引の金額も大きいので、資料請求をして、ぜひ特典を利用しましょう。
\ 今回の受講料割引キャンペーンの締め切りは、7月10日です /
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簿記2級試験を受検する際に注意すべきことは?
簿記2級の試験前日にすべきことは?
簿記2級の試験前日にすべきことは、まず、試験当日に持っていくものを準備することです。当日になってあわてて準備すると、気持ちに余裕がなく、持参すべきものを忘れがちです。ですので、試験の前日に、余裕を持って準備しましょう。
2級試験の当日に持参すべきものは?
- まず、受験票です。
- 身分証明書:替え玉受験などの不正を防止するため、試験当日は受験者が本人であることが分かる身分証明書(原則として氏名・生年月日・顔写真のいずれも確認できるもの)が必要になります。(運転免許証・学生証・社員証など、顔写真が付いており、本人確認ができるものです)
- 筆記用具(HBかBの黒鉛筆、又はシャープペンシル、消しゴム)
- 電卓、またはそろばん(関数電卓やプログラム機能のある電卓は持ち込み不可)なお、試験で使用できる電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限られており、印刷機能やメロディー機能、関数電卓などのプログラム機能、辞書機能などが付いている電卓を使うことはできません。
- 腕時計(時計代わりに、スマホを使うことはできません)
- スリッパ、またはルームシューズ
試験当日に気を付けること
試験本番前の待ち時間には、必ずトイレに行っておきましょう。これは、大事です。というのは、試験中にトイレに行くことはできないからです。
なお、試験中にトイレに行く場合は「途中退室」扱いになります。退出するまでに解答した部分が採点され、その結果で合否が判定されます。なお、障がいや持病等をお持ちの方は事前に申請することにより特別に対応してもらえる可能性があります。事前に受験予定の商工会議所にお問い合わせをしましょう。
簿記2級試験の試験の合格率は?
簿記2級・3級試験は、100点満点のうち70点以上をとれば合格できます。
受験生の数が合否に影響することはありません。試験会場に受験生がたくさんいても問題ありません。
試験の時間配分に気をつけましょう!
簿記2級の試験時間は2時間です。
途中で退出する人もいますが、余裕で早く問題ができたのではなく途中であきらめて出て行く人も少なくありませんので、気にしないようにしましょう。
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