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教員採用試験に合格したい。しかも、確実に合格したい。このような願望をお持ちの方は大変多いと思います。
次の、合格体験記をお読みください。これは、東京アカデミーに通学を始めて教員採用試験に合格した人の体験記です。(東京アカデミーの「合格者の声」からの抜粋です)
■私は、これまでに教員採用試験を2度受験していたが、共に一次試験不合格で、採用試験の勉強を集中的にしたことはなかった。勉強に身が入らなかった原因の ひとつに「膨大な問題出題範囲」という壁があり、どれから手をつけていいか分からず勉強が進まずにいた。東京アカデミーに4月から入会し、充実した資料と 勉強方法を学ぶことができた。
また、次のような体験記もあります。(東京アカデミーの「合格者の声」からの抜粋です)
■ 私は今回で4回目の受験でした。これまでは全て1次試験で不合格。これではいつまでも合格できないと危機感を感じ、昨年不合格だった際、東京アカデミーでの受講を決めました。 いざ授業を受け始めると、今まで自己流で勉強していたので、曖昧だったところが本当にわかりやすく詳しく説明されるため、きちんと頭に入ってきました。
上の二つの合格体験記は、教員採用試験に何度も落ちて、結局、東京アカデミーに入って合格するに至っています。
他の合格者の口コミ>>東京アカデミーの受講生 教員採用試験
これらの体験記から知り得ることは、教員採用試験の勉強範囲が膨大であるため、何を勉強してよいのかわからず、迷いながら無駄な時間をすごしていたことです。
教員採用試験に現役または確実に合格するには、教材や勉強方法を絞り込むことがポイントです。
テキストに使用する参考書は、東京アカデミーのオープンセサミシリーズ(全2冊)がおすすめです。
併せて、オープンセサミシリーズの問題集を購入し、テキストの進行に応じて演習をすることで、要点の把握と知識の確認が効率よくできます。
このようなテキストや演習を通して基本知識を習得することで、教職教養の全体像を把握しながら、教職教養だけではなく、面接や論作文にも役立つ知識を習得しましょう。
次に、受験を希望する自治体の過去問を購入しましょう。これは、Amazon等で調べると、協同出版から各自治体の過去問が数多く出版されています。
このような過去問を見ることで、実際に出題された問題の傾向を知り、上記の教材と対比することが大切です。そのため、過去問を解いた後は必ずテキストで確認し、該当箇所に印をつけるなどして、複数出題された箇所や出題の傾向等を把握します。そして、さらに過去問の傾向を踏まえて重要事項を中心に復習をしましょう。
この教育時事・答申に関するテキストは、協同出版の「教育時事・答申完全攻略 (教員採用試験完全攻略シリーズ)」がおすすめです。この本はわかりやすい内容になっており、教材同様に傍において勉強するようにしましょう。
一般教養に関しては、傾向と対策を分析することが大切です。
そのために、まず最初に、上記の協同出版から出ている過去問等の数年間分を解き、どの範囲が出題されているのか傾向を分析します。
次いで、テキストを使って該当する範囲を勉強し、さらにもう一度、過去問を解いてテキストで確認する。このようなサイクルで、一般教養はなるべく短期間で勉強を終わらせるようにします。
模試については積極的に受けるべきです。
模試を受けることで、自分の弱点がわかる、順位がわかる、本番のような臨場感を経験できる、という3つの理由が主です。
模試は、東京アカデミーの全国公開模試がおすすめです。東京アカデミーの模試は地域の自治体に対応しており、問題の傾向の分析精度も高いため、予想問題としても良質の内容となっていますから、利用しない手はありません。
また、論作文の採点は教員採用試験でも大きな配分があるため、点数を稼ぎたいところですが、独学では自己採点も難しいため、模試を利用して専門家に採点してもらい、できるだけ得意の分野にしておくべきです。
>> 東京アカデミーの教員採用試験対策 全国公開模擬試験について
しかし、論作文を独学で習得するのは非常に難しいことです。なぜなら、論作文では教員になった際の指導方法などが問われるため、現場経験のない者が書いた論文は実効性に欠け、高く評価されません。
そのために、論作文の習得に関しては、単発の通信講座等で添削を受けるのが効果的です。その通信講座として東京アカデミーの通信講座「D論作文」がおすすめです。この通信講座は3万円程度の学費で8回の添削があるため、かなりお得だと言えます。
論作文に関して、上記の模試を受けることによって、決められた時間の中で、時間配分を考えて、書くべきことを書き切ることを目標として取り組んでいきましょう。
面接は教員採用試験において大きな合否のポイントとなります。この面接試験で最終的に合否が決まるといっても過言ではありません。
まず、テキストは「合格面接攻略法」がおすすめです。良質な参考書はこれしかないのではないかと思いますが、「教員採用試験面接試験攻略法」も人気です。
面接試験の攻略法としては、まず面接のポイントや形式を学びます。そして、想定問答をつくり、自己分析をしながら頭を整理し、自己問答を繰り返すことによって、練習を繰り返すことで、自分らしい答えを構築していきましょう。
なお、面接試験の練習は、できるなら専門家、いなければ学生同士というように、自分の目の前に質問者をおいて、対面の形で練習をする必要があります。
どんなに完璧な想定問答を作っていても、実地の面接では状況が変わってきます。微妙な質問の変化に対応するためには、実地の練習を繰り返して対応力をつけるしかありません。
各会社が実施している面接講座では、東京アカデミーの面接講座があります。
東京アカデミーでは、校舎別に面接講座を設けている、資料請求で詳細な情報を収集することをおすすめします。
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>> 東京アカデミーに資料請求する方法
出題の傾向を知るためには、過去問を分析することが大切!ということがよく言われます。しかし、その一方では、一度出題された問題が、次の年に続けて出題されるとは思えないから前年の出題問題は外しても良いのでは?と考えることもできます。
確かに、一度出題された問題が次年度に続けて出題される確率は非常に低いと言えるでしょう。しかし、出題の傾向を知ることは、その近年において課題とされている問題は何かを知ること、その問題がどのような切り口で出題されるのかを知ることにつながります。
また、例えば、教育原理の中でも、特に学習指導要領、生徒指導、同和教育に関する問題が毎年必ず出題されている傾向にあるなら、このような問題は、同じ教育原理の中でも最先に攻略しておくべきポイントとなります。ですので、毎年出題されている問題は基本的な本質をしっかりと把握しておき、どのような問われ方をしても正解を出すことができるようにするためにも出題の傾向を知っておく必要があります。
このように、過去問題を分析することによって学習の軽重が明確になり、学習効率を高めることができるようになります。
1次試験は合格するのに2次試験で不合格になるというのは、面接試験を軽視しているか、面接試験に対する対策が不十分だと考えられます。
近年の教員採用試験では、2次試験として実施される人物試験によって、受験者に教員としての資質があるかどうかが問われます。
人物試験は、面接試験の形態で実施されるため、面接試験を通して教員としての資質をアピールすることが重要となります。
面接試験に際して、その場でうまく答えられないのは、自分の考えが明確に整理できていないことが原因の一つに挙げられます。
従って、その対策としては、志望動機やこれまでの経験、自分の教育観など、自分の思考をノートなどに書き出す習慣をつけておくことが重要です。
なお、自分の考えを日常的に考え、まとめて記録しておくことも、表現力の向上に極めて重要です。
また、友人や大学の先生や予備校の担当者等の前で発表したり、意見交換をするなどして、経験を多く積むことで発表力を鍛えておくことも大切です。
社会人として働いている場合、学習時間があまりとれないため、すべての分野を基礎からじっくり学習することは非常に難しいことです。そのような場合、次の点をポイントにして効率良く学習を進めるようにしましょう。
(1) 過去問の分析を徹底的に行い、特に出題頻度の高い分野を集中的に学習することが効率の面では特に重要です。同時に、用語集や小事典、参考書などに印をつけ、すぐに確認できるようにしましょう。参考書類は、携帯して持ち運べるものを用意しておくと、空き時間を効率的に利用することができます。
(2)問題演習は、頻出分野・苦手分野に絞り込み、繰り返し反覆することが大切です。特に、苦手な分野や理解が不十分な箇所は、サブノートなどを活用して、知識の確認をするようにしましょう。また、頻出分野やできなかった箇所をまとめておき、細切れの時間を利用して何度も見直しておくことも有効です。
(3)毎日少しでも勉強する時間をつくり、感覚を鈍らせないことが大切です。そして何よりも、「絶対に合格する!」という強い意志をもってあきらめず、地道に勉強することが大切です。地道ほど偉大な事業はありません。
以上の学習スケジュールを参考にして、自分に合った学習プランを立てましょう。
試験勉強を進めていく上で共通して大切なことは、日々の地道な積み重ねです。人にはそれぞれ違ったペースがありますので、他の人のペースに惑わされることなく、自信を持って学習を進めていきましょう。
そして、忙しい時間でなかなか取れないかもしれませんが、学習を効率よく進めるためにも、模擬試験等で本試験さながらの実践を積み、学習の進行度合いや弱点の把握と強化を重ねていきましょう。