このページでは大栄(Daiei)の管理業務主任者資格講座に関する特徴や評判、学費についてご紹介をします。
管理業務主任者は、マンション管理会社に設置しなければならない国家資格です。
大栄の管理業務主任者資格講座は、このような国家試験である管理業務主任者試験に合格するための講座です。
資格スクール大栄のパンフレットやチラシを希望する方は、大栄の各校舎の窓口で入手できます。
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マンション管理会社は、マンション管理適正化法により各種の業務上の規制が要求されます。例えば、マンション管理組合と管理委託契約を締結する前に法定事項の説明をする必要があり、管理業務主任者は、そのための説明をする必要があります。
また、最終的に管理委託契約を締結した場合、双方が保管する管理委託契約書のチェックをするのも管理業務主任者に任せられた業務となります。
さらに、毎年マンション管理組合に対して、1年間の管理事務報告をしなければなりません。その報告も管理業務主任者しかできない業務となっています。
このように、管理業務主任者はマンション管理会社にとっては必須の資格といえます。
マンション管理適正化法では、「マンション管理業者は、その事務所ごとに、管理業務委託を受けた管理組合30組合に1人の割合で成年者である専任の管理業務主任者を置かなければならない。」と定められています。
また、「マンション管理業者は、管理組合から管理事務の委託を受けることを内容とする契約を締結しようとするときは、あらかじめ、法令で定める説明会を開催し、その管理組合を構成するマンションの区分所有者等及びその管理組合の管理者等に対し、管理業務主任者により、管理受託契約の内容及びその履行に関する事項のうち、法令で定めるものについて説明させなければならない」と定められています。
簡単に言えば、マンション管理業者は、原則として、その事務所に管理業務主任者を置き、管理組合と管理業務の委託契約をする前に、管理業務主任者に説明させなければならないこととなっています。
受験資格 | 年齢・性別・学歴に関係なく、誰でも受験できます。 |
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試験形式 | 試験時間:2時間 解答方法:4肢択一のマークシート方式(50問) |
試験内容 | 1.管理事務の委託契約 2.管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納 3.建物及び付属施設の維持及び修繕に関する企画又は実施の調整 4.マンション管理の適正化の推進に関する法律 |
試験日 | 12月上旬 |
申込方法 | ●郵送 受験申込案内書に同封されている受験申込書等を所定の受付期間内に案内書に記載された宛先に郵送(簡易書留郵便) ●オンライン 社団法人マンション管理業協会のインタ-ネットホ-ムペ-ジ上で受験申込書及び受験整理票をダウンロ-ドし、必要事項を入力・送信し、受験申込書・整理票をA4用紙で出力の上、記名押印・写真貼付・受験手数料払込受付証明書を貼付した受験申込書等を所定の期限までにホ-ムペ-ジ上で指定された宛先に郵送(簡易書留郵便) |
試験地 | 札幌、仙台、東京、大阪、名古屋、広島、福岡、那覇 |
合格発表 | 1月下旬 合格者へは、(社)マンション管理業協会より「合格証書」が送付されます。また、官報に公告されます。 |
H17年 | H18年 | H19年 | H20年 | H21年 | |
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受験者数 | 22,576 | 20,830 | 20,194 | 20,215 | 21,113 |
合格者数 | 5,019 | 4,209 | 4,497 | 4,113 | 4,329 |
合格率 | 22.2% | 20.2% | 22.3% | 20.3% | 20.5% |
H22年 | H23年 | H24年 | H25年 | H26年 | |
受験者数 | 20,620 | 20,625 | 19,460 | 18,852 | 17,443 |
合格者数 | 4,135 | 4,278 | 4,254 | 4,241 | 3,671 |
合格率 | 20.1% | 20.7% | 21.9% | 22.5% | 21.0% |
管理業務主任者試験は、上記のように毎年ほぼ20%ですので、合格率は5人に1人という割合になります。
「区分所有法」「民法」「マンション標準管理規約」「マンション標準管理委託契約」「マンション管理適正化法」「都市計画法」「建築基準法」「消防法」「水道法」など管理業務主任者試験合格に必要な知識を基礎から学び、確実に実力養成を図ることができる講座です。
この本科講座では、法律関係を中心に、管理業務主任者試験に必要な法令の知識や実務的な内容を学習します。
法律に不慣れな方、実務に無縁な方、マンションの居住したことのない方にも理解しやすいように、難解な条文はやさしい口調に直し、身近な例を数多く引用して、初めての方でも理解がしやすい内容となっています。
いわゆるヒッカケ問題については、類似事項を比較しながら、ヒッカケパターンを説明していき、正解率アップを図っています。
また、最新の試験傾向も精査し、授業に活かされています。
特に、管理業務主任者試験の合否を決める「区分所有関連法」は、判例の動向も含めて最新の傾向の変化にも即座に対応しています。
使用する教材はオリジナル教材を使用しています。教材としては、図解入りのわかりやすいテキストが用いられ、受講生に評判となっています。
さらに、本試験が掲載された「既出問題集」も合格への知識固めとして用いられます。
講師は、弁護士や一定の実務家の講師ではなく、管理業務主任者試験専任講師が担当しています。管理業務主任者試験は、あくまで管理業務主任者試験を研究し尽くした講師が担当することがベストだという考えです。
管理業務主任者試験合格のためには、まず過去本試験問題を確実に解けるようになることが重要です。
過去本試験問題がある程度解けてきた次の段階として、本年度予想される重要項目に絞って反復練習する必要があります。
この予想問題を体系的に構成した講座が答案練習講座(答練講座)です。
大栄の答練講座は、答案練習講座(8回)、直前模擬試験(2回)となっています。
答案練習講座は、科目ごとの練習講座となっています。
この科目ごとの練習講座が終了した時点で、最終仕上げとして本試験と同じ50問を2時間で解く直前模擬試験に進むことになります。
最終仕上げの段階では、類似事項の整理が必要です。得点が伸び悩む原因は知識の整理ができていないことにあります。
管理業務主任者試験合格のための知識の習得と知識の整理は一気にできるわけではありませんので、当講座は、段階的に合格に必要な知識を習得していくというコンセプトの下に構成されています。
肢問数でいえば200問ですから、ある程度のスピードで解かなければ最後まで解くことができません。 ただし、早く解くあまりにケアレスミスが発生するおそれがあります。
このため、受験生自身が時間内で解答するシミュレーションを行うことで、可能な限りケアレスミスを防ぎます。もちろん、この答案練習講座によって、受験生の弱点を発見し、その弱点を補強することが可能とになります。
講座名 | 回数 | 期間 |
---|---|---|
管理業務主任者(本科+答練) | 44回 | 4ヶ月~ |
大栄システムの通学講座は、「ライブ講義」と「オンデマンド講座」から選択することができます。
大栄の管理業務主任者資格通信講座は「CD-ROM通信講座」「DVD通信講座」「ウェブ通信講座」という豊富なシステムから選ぶことができます。
「CD-ROM通信講座」「DVD通信講座」は自宅で、CDやDVDを利用して学習を進めるスタイルとなっています。
※ 大栄の各教室の詳細を見るには、下記の公式サイトを開くと、下図のような全国の教室地図が開きます。その中から希望の県名をクリックすると、ご希望のページへ移動することができます。
資料請求 >> 管理業務主任者資格講座
<問い>合格するまで、どのくらいの期間がかかりますか?
<答え>
大栄では6ヵ月コースから1年コースまで多様なカリキュラムを設定しています。
法律の学習は思いのほか時間がかかりますので、1日でも早いスタートをお勧めしています。
<問い>法律を学習したことがないのですが。
<答え>
「本科講座」は初めて管理業務主任者試験を受験する方を対象で行っています。講義では、基本的な法律上の仕組みの説明から始めますので、安心して受講することができます。
<問い>予習・復習はしなければならないのでしょうか?
<答え>
理想を言えば、予習と復習は必要ですが、初心者の方が予習をすることは非効率的です。 大栄としては復習に重点を置くように指導しています。講義を聴いたあとの復習の方が効率よく学習できるからです。
<問い>記憶力が衰えてきて、覚えることに自信がないのですが。
<答え>
試験も管理業務主任者試験は受験勉強ですので、覚えることが多いのは事実です。 講義では、法律のひとつひとつの趣旨、目的を踏まえて理解を伴った説明をしていきます。記憶力の善し悪しよりも、反復回数の多少が合否を決めます。
<問い>就職・転職に有利な資格は、マンション管理士・管理業務主任者のどちらですか?
<答え>
マンション管理業者には管理事務委託を受ける管理組合が30組合に1名の管理業務主任者の設置義務があります。 また、マンション販売会社・建設会社には設置義務はないものの試験初年度は全社員に受験を義務づける会社も数多く見られるという状況です。
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管理業務主任者資格はやはりマンション管理会社で有効に活用できます。
また、不動産コンサルタント会社や不動産業運営会社などでも管理業務主任者試験で学んだ知識は役立つでしょう。
管理組合を運営する役員にとっては直接役立つ資格です。
また、管理業務主任者試験を通じて学んだ知識をベースにすれば自らの管理組合における実務がスムーズにいくことは間違いありませんし、資格をもっていれば運営に対する自信にもなります。
一般の区分所有者やこれからマンションを購入しようとする方にとっても、管理業務主任者試験を通じて学習する内容による知識は重要な武器となるでしょう。
マンション管理会社として独立開業することもできます。
顧客はマンション管理組合となりますので、個別のアプローチが必要となってきます。築年数が古いマンションは現状の管理会社に不満をもっていることも多く狙い目かもしれません。
マンション管理士・管理業務主任者は、他の国家資格と業務上の密接な関係のあるライセンスです。
また、本講座で学習した内容は、他の国家資格取得の学習をする上で活かせますので、独立開業を目指す方などは、チャレンジをお勧めします。
※大栄チャレンジシステム(割引制度)が利用できます。